帰国した日の夕刊、一面の文字「リコール」が目に付いた。製品を販売する仕事をしているとお客様からのクレームにはとても敏感となる。リコールをどのように判断するか簡単では無い。最終的には製造元の判断とはなるが、法令も熟知する必要がある。いずれにしても「品質」が確保できなかったことに起因する。
「品質の確保と向上」は永遠の課題、と言っても過言では無い。一般に日本は「高品質」の文化を創り出して来た、それを絆に産業が成長できた。今や経済成長において中国に抜かれた日本、ここでもう一度「品質」について真摯に見直す必要があるのではないだろうか。
海外工場における品質問題に取り組んでいるrbsより。